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U21鬼門突破8強も森保監督笑顔なし「決定力不足」

8/25(土) 7:51配信  

U21鬼門突破8強も森保監督笑顔なし「決定力不足」

日本対マレーシア 後半45分、PKを決める上田(撮影・清水貴仁)

<男子サッカー・アジア大会:日本1-0マレーシア>◇決勝トーナメント1回戦◇24日◇インドネシア・ブカシ

【写真】誕生日に選手から水を浴びせられる森保監督

東京オリンピック(五輪)世代のU−21(21歳以下)日本代表が決勝トーナメント1回戦でU−23マレーシア代表に1−0で競り勝った。苦戦を強いられたが、後半45分に途中出場のFW上田綺世(あやせ、19=法大)が自ら得たPKを決めた。27日の準々決勝でサウジアラビアと対戦する。

森保監督は試合後、ピッチで笑顔なく腕を組んだまま、ロッカールームへ引き揚げる選手たちを見つめていた。「前後半とも、10分すぎにカウンターを許した。攻撃と守備のどちらが緩んだかも含め、よりよくなるよう選手に求めたい」。上田が後半終了間際にPKを決めてゴールをこじ開けたが、勝利はノルマ。複数回あったあわや失点の場面が頭に残った。

マレーシアは1次リーグでオーバーエージ枠でW杯ロシア大会に出場したエースFW孫興民トットナム)のいる韓国を撃破。森保監督は「かなり強い」とカウンターを警戒していたが、やはり苦しんだ。日本の3バックのサイドを狙うFWアブドルラシド、MFラシドらのスピードの対応にてこずった。後半30分すぎには自陣での連係ミスからボールを奪われ、打たれたミドルシュートがポストを直撃。ひやりとさせられた。

東京五輪世代は昨年のU−20W杯、今年1月のU−23アジア選手権と決勝トーナメントは初戦敗退。ようやく“鬼門”を突破した。DFラインの背後を狙い、空いたスペースに次には縦パスを送る。工夫して攻撃の種類が増えた一方、「決定力不足。チャンスをもっと作らないと。そこは選手に要求したい」。この勝利で満足は口にはしなかった。

短い活動期間の中、負ければ終わりの緊張感をまず1つ乗り越え、殊勲の上田は「日本を背負う立場として、絶対なにか残してやろうと思って臨んでいた」と自身の大会初ゴールを前向きにとらえた。ただ、準々決勝は中2日とすぐにやってくる。指揮官は「優勝するためにという部分では、選手たちが全てのクオリティーと判断力を上げないといけない」と話した。1つ1つ課題を克服しながら、アジア王者への挑戦を続ける。【岡崎悠利】