裁判傍聴に行ってきたけどなんてことなかったぜ。

ジャーナリストの青山陽一郎さんがTwitterで異常な警戒体制のもとに裁判が行われるという趣旨のツイート(2018-08-0311:30)をされたおかげで、やっと具体的に、いつ、どこに行けば(広い意味での)オウム関連の裁判が傍聴できるのか初めて一件だけ知ることができました。

いわゆるオウム事件が終わっても、後継団体は続き、関係者は生存し、あれこれ問題は今も起こり続けています。ですから現在も、何件あるのかわかりませんが進行中の裁判はあるし、これからも発生するでしょう。そういうのも諸事情が許す限り私は見てみたいのです。

さて、問題の事件損害賠償等請求事件平成30年(ワ)第1506号は松本麗華が滝本太郎弁護士を訴えたものらしいです。(らしいというのは、公判では原告、被告の氏名の読み上げなどはないし、文字資料もないし、ネット検索でも引っかからないから確認できないのです。)

松本麗華というのは先日処刑されたオウム真理教教祖麻原彰晃こと松本智津夫の三女です。滝本太郎弁護士は以前から言論上で松本麗華に敵対的にも見える発言をしており、教祖の三女松本聡香さんの仕事を受けておられたりしています。聡香さんは麗華さんに敵対的な感じがします。

聡香さんが父との縁を法的に切るという趣旨の宣言をしたのに、教祖の遺骨について拘置所からは四女聡香さんへの引き渡しが本人から希望されていたのだという報道がされ、さらには滝本弁護士が何度もそのように国に申し入れていたのだという報道に及ぶと、なーんだか不正なことがあったんじゃないのぉ〜と疑惑を感じる人もそりゃ出てきますよ。

裁判所につきますと、建物の出入りの制限がありました。私も傍聴は初めてですが、裁判所自体は初めてではありません。過去の経験ではこんなことはありませんでしたから、確かに警備強化されていると思いました。

出入り口は一か所に制限され、手荷物チェックがありました。で、指定場所に行きましたが、全然誰も並んだりしていません。係員にもらった整理券番号は14。私は時間ぎりぎりだったので後ろには誰も来ませんでした。傍聴希望者はたった14名。控室の椅子が余って余って、、、結局、傍聴券の数を下回ったということで抽選はありませんでした。全員傍聴券がもらえました。

傍聴席は報道記者席を除いて48席。029倍の競争率でした。

法廷で行われたのは主に書類の訂正と次回の期日決定。56分で終了でした。原告本人、被告本人も来ていません。特別に内容はないので、事情が分かっていればあんまし傍聴する価値を感じる人も多くはないと思いました。

しかし、書類の訂正の内容なんですが、事実誤認があるとかいう話ではなく、24ページのア-6というのはロ-3の誤りですね。はい、訂正しますみたいな、校正ができていない

ものばかり、こういうのがなければ公判を一回節約できたのではなかろうか。私は弁護士さんたちの実務を知らないけれど、いち一般人から見るとバカですかこの人たちはでした。

さて、警備なんですが、これは今回の公判に特別なものではなく、今年の3月から常時こういう体制になったんだそうです。せっかく情報をいただいておきながら文句を言って申し訳ないのですが、青山さんによる傍聴券交付情報の紹介方法には問題があると思いました。これは現在の埼玉地方裁判所では通常の対応なんです。この個別の事件について特別な警備の強化なんかしていない。

ただ、私が想像するに警備の強化をしたいので傍聴券交付指定をしたというのはありえなくもない。とりあえず傍聴券交付指定をすれば簡単に手荷物の二重チェック体制が取れるわけでしょもしそうなんなら青山さんはそう説明してほしい。素人にはわからんのです。